2006年1月28日土曜日

NoMachine NX

ウィンドウのビットマップを送り続けるRealVNCより、FreeNXと、NX Client for Windowsの組み合わせの方が動作が速いと聞いたので、早速挑戦。が、はまりどころ多し。

Fedoraを使っている人は、
http://fedoranews.org/contributors/rick_stout/freenx/
ここの記事通りに設定すると大抵うまく行きます。

ただし、NX Clientをインストールする側のwindowsにcygwinが入っている人で、cygwin1.dllを環境変数PATHから参照できる位置に含めていると、NX Clientに含まれているcygwin1.dllと衝突して、NX Clientが見た目は動いているのにSSH接続できない状態になったり、cygwin環境を使えなくなったりします。

対策は、(Install folder of NX Client)/bin/cygwin1.dll を renameして、NX Clientにこのdllを使わせないようにするだけです。

次のはまりどころは、接続先でemacsを使うとフォントが正常に表示できなくなる問題。
フォントが見つからなくて、□□□ 表示になってしまいます。

remote側のfont serverに接続するのが一番妥当なのですが、NX Clientでforwadingの設定ができないので、別口で
sshをする必要があって、これは面倒。

その他の解決策は、↓にあるように、
NoMachine NX - Support: Article
サーバー側の/usr/X11R6/lib/X11/fonts の内容をすべて、
ローカルの、(Install folder of NX Client)\usr\X11R6\lib\X11\fonts\
にコピーすること。

これでemacsも普通に使えます。

動作は確かにVNCより速い。けれど、sessionに再接続できなくなったりするなど、難もあり。

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