2006年6月27日火曜日

時差ぼけ

シカゴに到着後、早速時差ぼけになりました。

現在午前4時(日本時間18時)ですが、眠れません。
まぁ、当然と言えば当然の時間。

2006年6月26日月曜日

SIGMOD/WebDB 2006 に行ってきます

今日からシカゴに行ってきます。

子供がまだまだ手のかかる時期に、海外の 学会に行くのは大変です。普通なら、意気込んで行くところですが、後ろ髪引かれる思いがします。

それにしても、毎度のことなのですが、SIGMODとその他ワークショップに他の日本人発表者が見あたらない…。DB研究者はいっぱいいるはずなのに、僕みたいに英語慣れしていないひよっこ一人では、かなり寂しいのです。 プレゼンはしっかり頑張らないと。

できれば今度は、SIGMODの方に論文を通して発表したいです。
何せDB分野の最高峰ですから。挑み甲斐があります。

2006年6月21日水曜日

AirMac Express


アップル - AirMac Expressを使っています。

iTunesの音楽をPCから無線で飛ばして、自分の好きなスピーカーで再生できるという代物。

でも、それだけではなく、無線LAN用のルーターとしても機能するし、既存のネットワーク環境を延長するブリッジにもなります。もしすでに無線LANの環境があるなら、クライアントモードに設定すれば、コンセントに挿して好きなスピーカーにつなぐだけで、音楽を持ち運べます。サイズも小さいので使い勝手がとても良いです。おすすめ。

2006年6月17日土曜日

タイピングを速くする方法

タイピング速度向上の秘訣はいくつかあると思いますが、いい方法を1つ発見。

それは、

「ハノンを練習したあとに、タイピングをする」

ハノンはピアノのトレーニングのための楽譜です。ハノンで練習をすると指や手首がとっても疲れます。指の力がつくのはもちろんですが、指が疲れた状態なので、最小限の動きや力加減でタッチする感覚も同時に身についていきます。

この感覚が、キーボードのタイピングにはぴったりなのです。

2006年6月16日金曜日

ガリダリシュッポン!

おかあさんといっしょの今月の歌はなかなか楽しいです。

うちのゆいくんもなかなか歌詞は覚えられないようで、
「ガリガリシュッポン ウキウキワクワク~」
と歌っています。歌詞は違うけれど、これはこれで楽しいのでそのまま歌わせています。

巷では、しょうこお姉さんのスプーの絵が話題になって、この番組の俄ファンが増えたのだと思いますが、お姉さんの絵よりも、この番組のクオリティの高さに目を向けて欲しいです。他局の同様の番組だとどうしても見劣りしてしまいます。

話題に載せられて、例のスプーの絵の画像や動画をあちこちにばら撒いている人がいるけど、人を笑って楽しむなんて大人気ないことしてないで、それよりも、もっと楽しくて面白いものをNHKは作っているってことの方に気づいて欲しいですね。

「おかあさんといっしょ」だけではなく、人形劇による楽団「クインテット」、不思議だけど身近なからくりを見せる「ピタゴラスイッチ」などなど。大人が見ても面白い番組がたくさんあるのです。ひろみちお兄さんの「おかあさんといっしょ あそび大好き」も、行楽地にまで行かなくても、身近なところで楽しい遊びができることを見せてくれます。

ぜひ、お試しあれ。

2006年6月15日木曜日

Impossible is Nothing

Addidasのスローガン、"IMPOSSIBLE IS NOTHING"は、とっても気になるフレーズです。

これって、日本語の「不可能は無い」という意味そのものです。何のクッションも入らずに、この日本語のニュアンスがそのまま英語になっている珍しい例だと思うのです。

確かに、同じようなことを英語で言うとき、"Nothing is impossible"の方が良く使われると思います。Impossible is nothingというのは倒置だとか、文法的に間違っているのでは?などとmixiのとあるコミュニティでも物議をかもしています

でも、文法中心の中高の英語学習から離れた身としては、文法的にどうかなんていうのはもはや問題ではなく、英語にもっと慣れ親しんだ人にはどういう意味に聞こえるのだろうということの方が気になります。そこで検索していると、どうやら同じようなことを考えている人があちこちにいて、英語のネィティヴスピーカーの次のようなコメントを発見:

That slogan Impossible is Nothing doesn't mean the same thing as, "Nothing is impossible." When we say something is "nothing", we mean that it's very easy, so I understand the slogan to mean, "People say that's impossible, but for me it's a piece of cake!" We say, for example, "That job is nothing!" meaning that it's extremely easy. "I can't jump over that fence. It's nothing." "It's nothing to beat that team."

So, I think the slogan is clever. It basically means, "Sure I can do the impossible. It's nothing!"



要するに、"Impossible is nothing"は「人は不可能だというけれど、僕にとってはたやすいことさ!」と聞こえるそうです。日本語で「不可能は無い」なんて言う人は、相当の自信家だという印象がありますが、その機微が英語としても伝わっているのです。


そういえば、日本の中・高校の時って、試験のときに和訳するという作業がとっても嫌いでした。読んで意味がわかることと、それを別の言語に翻訳することの間には、この例でもわかるように、意外と壁があるのです。「不可能はない」を"Nothing is impossible"と言うと、見落としているニュアンスがある。そのような感覚を無視して、「直訳しろ、意訳はだめだ」、とか言うのです、日本の英語教師って。だから、直訳という言葉を使う人は無神経なのかなと思ってしまいます。

日本人は英語ができないというけれど、それって単に経験が少ないだけなんだと思います。こういうことをどう表現するか、というストックの絶対数が足りない。読むにしても、聞くにしても、書くにしても。でも、それを補ってくれる教師が少ないのが日本の不幸。

今は、インターネットを使えば、読み物も手に入るし、ニュースも聞けるし、インターネットの方がよっぽどいい英語の先生になる時代です。でも、日本って普通に暮らしていると1日のうちで英語を全く聞かないなんてことがあるので、言語のストックが貯まりにくいんですよね。

日本だと、情報系で優秀な人でも、日本語のみの生活に閉じこもっていたりするけれど、コンピュータの世界のde factoはもう何十年も英語だし、もう少し英語を使う人が増えてもいいのに、と思う今日この頃。

2006年6月14日水曜日

時間コストの見積もり

ある仕事をするのにどれくらいの時間が必要か、というのを見積もることは、かなり難しいです。

  • 論文を1ページ書くのに必要な時間。
  • 1つの目的のためのコードを作成して、その動作を確認するのに必要な時間。
  • 本や雑誌を読むのに必要な時間。
  • 機器の設定をするのに必要な時間。

細かく見ていくと、1つの作業のなかでも、いろいろな動作が混じっていることに気づきます。参考文献を探すのにネットで情報収集、他にも面白そうな分野に遭遇し、さらに検索を進めてみる。論文を印刷する時間、ツールの使い方を覚えたり、気分転換にお茶をしたり。ブログを書いている時間もそう。ノートに仕事のロードマップなどをまとめたり。

どの程度のデータのストックがあると、次の仕事の見積もりに役立てることができるのか。程度の大小や、どの仕事をしているかの分類も含めて、どのようにデータを収集して管理するかも、面白い問題だし、プログラム作りの目標としても面白いプロジェクト。ストップウォッチを使って、どんな種類の仕事をしていたかを、補完機能を使いながら入力。精度が要求されることではないし、入力すること自体がストレスになってはいけないので、インターフェースにも工夫が必要。曖昧な時間の入力に対応すること、とか。後で入力を補えるようにするとか。ネットワークと断絶しているときにでも、ローカルに蓄積された時間データを、データベースと同期させるとか、単純なことだけど、考えるべきことはたくさんあります。

企業では既にこういうシステムが稼動しているところが多いとおもうのだけれど。

収集したデータを利用して、Excelのピボットテーブルのようなもので集計できると、さらに楽しい。プロジェクトの各項目(development, testing, debuggingなど)に費やした時間を見てみたい。仕事(タスク)に毎回毎回いろいろな分類(プロジェクトのコンポーネント名とか、勉強とか、読書、執筆などなど)
を与えると思うのだけれど、それらのontologyを構築できるようにすると、もっと楽しい。

こういう問題こそ、XML DBの出番。

2006年6月13日火曜日

World Cup

仕事をしたり、プログラミングをしながら横目で眺めていました。

それほどサッカー好きではないので、前回のWorld Cupの時に目立っていた宮本とか久保とか、欧州に行ってテレビによく出てくる選手しか知りません。

運よく先取点をとって、がんばっているなぁと関心していたところ、
後半目を離した隙に、あっという間に3点。
明日は日本中がイライラしているか落胆しているのだろうなぁ、と。

# mixiでは、早くも日記で怒りをぶつけている人がいて辟易してしまいましたが。ああいう場所で失態を演じると、即座に非国民扱い。恐ろしい

昔はサッカーをよくやっていたので、45分だけでも体力的に厳しいことは知っています。映像だけだとわからないけど、かなり炎天下だったとか。頑張りすぎてしまうと、熱中症にもなるでしょうし、精神的にも張り詰めていないととても45分&45分は持ちません。

それを踏まえて、90分を戦い抜く体力の温存の仕方とか、相手に走らせる戦略を取っていることは十分伺えて、日本のプロのレベルの高さに関心していました。

ただ、ディフェンスでは、壁を厚くし、十分な人数がいるにもかかわらず、縦に突破されることが多かったのが気になっていました。中盤では敢えて仕掛けずに、厚いディフェンスでボールを拾う狙いだったのでしょうか。あまり、見たことがない陣形だったけど、少なくとも失点するまでは機能していたようだし、そういうものなのかなぁ、と。

実際、その厚いけれど強引な突破に弱いディフェンスを突かれて失敗したようですが、あの世界最高の舞台という環境、残り時間わずかのところで追いつかれたというショックは、如何ほどかと。最初に1点取られていた方がましだったのではないかと思えるほどの衝撃です。

以前にサッカーの試合をフルに見たのは、2002年のW杯だったりするので、そのときの日本の細かなパスワークでボールを進める戦術が印象的でした。今回は、安易にボールを相手に渡してしまうことが多いような気がしています。ゴールキックとか、相手に背が高い選手が多いのに、そんなに高いボール上げてどうするんだろう…、とか。素朴な疑問もたくさん。

1-0という状況では「耐えればいける!」、「勝てそうだ」という心境になるのだと思いますが、そういうときに、余裕を持ってボールは保持できているけど、決め手のパスで失敗が多いとか、ディフェンスが1枚抜かれると脆い、というように、うまく機能していない部分をプレーしながら修正できるかどうかって、難しいですね。

2006年6月12日月曜日

Matsui risk worth it for Rockies

Major League Baseball : News : Baseball Perspectives

松井稼がRockiesに移籍して良かったと思います。適材適所。
Rockiesには走れる選手がいないようだし、SSと2Bのどちらも守れるようになっているというのは
Rockiesにとっては、プラスの材料しかないのでしょう。

Metsにいるときは、Valentinにまでポジションを奪われている始末。
ValentinはHR狙いの大振りヒッターなので、今は好調でも、きっと打率は上がらないでしょうが、チームが全体的に好調なので、脅威を与えるバッターがいる方がMetsにとっては好ましいのかと。最近の松井は、コンパクトに振りすぎて、投げる方から見ると怖くないバッターでした。

定位置を確保できない状況で成績を残すのは、やはり難しいです。
(日本における立場では松井秀喜と遜色なかったペタジーニが、打線不振のマリナーズですら代打に甘んじているあたりが…)

彼が3Aから上がってくるのが楽しみです。

2006年6月4日日曜日

Leo's Chronicle: Ruby on Rails 30分 Hacking

Leo's Chronicle: Ruby on Rails 30分 Hacking の日時、会場が決まりました。

Seminar: Ruby on Rails 30 分 Hacking
日時 平成 18 年 6月6日(火)午後 4 時 30 分~
場所 東京大学本郷キャンパス 理学部 7 号館 102 室

どのような人が集まってくるのかな。まぁ、頑張ります。

2006年6月2日金曜日

Picasa for Linux

Official Google Blog: Picture this: Picasa for Linux

とっても快適に使える写真管理ソフトPicasaのLinux版が公開されているようです。

でも、それよりも、WINEというソフトウェアの存在の方が驚き。WindowsアプリケーションをLinuxで動作させるためのlayer(program loader)なのですが、プロジェクトは1993年(!)から続いているようです。

VMWareで仮想OSを走らせるのも手ですが、これでExcelやPowerPointなどをLinuxで動作させられるようなので、楽しいですね。

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