2006年8月13日日曜日

The Village

映画「The Village」をDVDで見ました。

感想は「面白かった」。怖い映画なのに、「面白い」というのは変なのですが、映画を見た後の満足度が高かったので、こういう表現になります。監督はM. Night Shyamalan。同じ監督の作品「The Sign」も見ていたので、恐怖の対象(宇宙人とか怪物とか)は映像として出てくるのだろうなぁと、思っていたら、今回もやはりそうでした。見えているときも、見えてないときも怖いです。でも、ホラー映画のような怖さとはちょっと違います。

決してお金がかかっている作品ではないのです。でも、見る人に感じさせたいものがはっきりとしているため、見終わった後の気分がとても良いです。Star Warsとか、Harry Potterのような娯楽大作も大好きなのですが、いつも、映像の凄さは印象に残るものの、後に残るものが空虚な気がしてしまいます。「あ~終わった」という感じ。感想が、あの映像はどう撮ったんだろうとか、ストーリーよりも技術に偏りがちです。

The Villageのテーマは無垢であることの美しさとか、愛などでしょうか。The Signは家族愛だったと思います。娯楽作品にありがちな「正義は勝つ」のような押しつけがましいテーマでもなく、見る人それぞれが、映画を見た後で様々に思いを巡らすことができるような、そんなテーマです。

この監督の作品のThe Sixth Senseも面白いらしいです。今度見てみよう。

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